6月打ち上げ、晴天率は?

  • 2018.04.25 Wednesday
  • 12:32

 

さて、6月にシリーズでは初めての打ち上げが決定しましたが、

ちょうど梅雨時なので、天候が気になるところです。

 

ずいぶん大昔に計算した晴天率を引っ張り出してみると、

年間を通して、6月中旬は一番天候の悪い期間というのが分かります。

 

6月11日は計算では中旬なので、晴35%、曇り25% 雨40%となっています。

 

種子島(上中)の晴天率を計算してみる〜H-IIA/Bロケット打ち上げより

 

種子島 ロケット 晴天率

 

ということで、4割は雨で、あとは打ち上げ制限(雨の場合は8mm/h)に引っかかったら延期となる感じです。

 

打ち上げ主要制約条件

 

H-IIシリーズ通算50機打ち上げおめでとう!

  • 2017.12.23 Saturday
  • 11:31

H-IIAF37が上がったということで、

H-II 8本 - 1本は未だ上がらず展示物
H-IIA 37本
H-IIB 6本

計51 - 1 = 50本

とりあえず失敗含めて上げられたH-IIシリーズが通算50機となり、
日本でここまで多く上げられたら大型シリーズがないので、
非常におめでたい打ち上げとなりました!!
現地で見たかった

あと、別の意味でおめでとうがあるので、おめでとうさん( ´艸`)


さて、次は50機連続打ち上げ成功・・・
と行きたいところですが、
H-3出るとたぶんIIシリーズが縮小されるので、その日は来ないかも〜

H-IIA F36の打ち上げ後のロケット雲解析

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 12:52

 

動画はまだ編集中ですが、

先に、F32F35に続いて、F36でも雲の動きを撮影していただきました。

 

※カメラの設定時刻が10秒ほどズレています

 

例によって CIRA86 から10月の風の動きをグラフにしたものです。

 

 

動画に重ねてみると、

20kmと40kmは東へ流され、その他は少しずつ流されているのがおおよそ一致します。

 

 

F32,35,36のそれぞれの季節を重ねてみると、

今回10月は2月とだいたい同じですが、全体的に弱め

8月は全体的に東風(東から西方向)が吹いているようです。

 

 

3シーズンを撮影してみましたが、

高層大気の風は冬は西風、夏は東風が主に吹いており、

CIRA86のそれとおおよそ一致することも読み取れました。

 

 

 

夜光雲と絡めると、関東では夏よりも冬の方がより夜光雲が見られる可能性がありそうです。

また、遠方観測も関東は冬場の方がより確認できる可能性がありそうです。

 

それと、いつもより長めに撮影したので、雲が薄く、見えなくなるまでの時間を確認したところ、

だいたい1時間半〜2時間といったところのようですので、

夜光雲が確認できる打ち上げは、日の入の1〜2時間前の打ち上げ、

例えば18時に日没なら16時くらいの打ち上げがギリギリ見られる可能性がある

という感じではないかと読み取れました。


今回の打ち上げは日の出でしたので、

国内と言うよりは海外、例えば上海や台湾などでもしかすると夜光雲のようなものが見られたかもしれません。

 

が、計算するとかなり低い仰角なのと、例によって雲が東へ流されるので、

見られないかな。

 

 

H-IIA F35の打ち上げ後のロケット雲解析

  • 2017.08.30 Wednesday
  • 22:48

 

今回のH-IIA F35は2年前のH-IIB F5の検証ということで登りましたが、

上空は快晴でしたが、水平線から2度くらいのところはもやっていたため、

結果的に写真判読からもロケット雲らしい物は得られませんでした。

 

冬場に見られる夜光雲も発生するのではないかと思い、

日没まで観測をしましたが、やはりそれらしい雲は見られませんでした。

 

では、なぜ見えなかったのか?

 

ということで、ロケッこ分身の術で種子島にも足を伸ばして、

前回F32と同じような構図でロケット雲がどのように広がったのか分析してみることにしました。

 

その動画が下になります。

 

※カメラの設定時刻が3分ほどズレています

 

これを見ると、F32とは全く広がり方が違うようです。

 

F32では、全体的に西風に乗って雲が東方向へ流される様子が映っていましたが、

今回のF35では、ほとんど種子島上空、つまり、西方向へ戻される感じで雲が漂っている様子が観測されました。

 

 

前回同様に中層大気の風をCIRA86から入手してみると、

 

 

 

確かに40〜60kmは東風が吹いている様子が見えます。

映像に重ねてみると

 

 

うーん、なんか違う形ではありますが、

10kmくらいは少し東、20km位は停滞、

それより上は西に流される点では一致していると言っても良いかもしれません。

 

 

ということで、富士山でいくら待ってもロケット雲らしきものを見つけることができなかったのは、

ロケット雲が富士山より遠ざかってしまったから、

という可能性が一つあるのかもしれません。

 

もしそうだとすると、

夏に関東など東側で遠方観測するのは難しい可能性があるかもしれませんので、

 

引き続き夏の遠方観測はいろいろ調べていく必要があるかもしれません。

 

 

 

ところで、ロケット的にも途中向かい風を突き進むので、

夏の打ち上げってもしかするとシビアなのかもしれませんね。

 

 

続夜光雲〜変化の全貌をとらえていた!?

  • 2017.01.26 Thursday
  • 22:19

 

さて、帰ってきてデータを確認しているところですが。

 

今回たまたま西之表に設置したカメラが、夜光雲の全貌をとらえていることが判明しました。

 

ロケットが飛び立った後、下層では東に向かう雲ですが(西風)、

(この雲が関東でも確認された雲)

 

もっと上空では西に進んでおり(東風?)、

先の投稿で、後ろ(西側)にも夜光雲が!というそれがどのように形成されたのかがよくわかります。

 

 

しかし、普通の考えでは西風に流されて東に進む雲ですが、

偏西風よりさらに高高層では西に向かう、つまり、東風があるようです。

 

もしくは、高高層は地球の自転に影響されず、

ほぼ種子島上空のままで静止している(なので)のかもしれません。

 

動画はおよそ1時間半を180倍速にしています。

 

 

 

追記

一般気象学で中層大気について調べていたところ、

CIRA86という中層大気の平均風速データを見つけたので、

1月の緯度30度付近のデータを抜き出してみました。

左が西風、右が東風になります。

 

 

今回の打ち上げはF29と同等と考えると、ブースター切り離しが90kmほどになります。

その間のロケット雲が中層大気の風に流されたと考えられます。

 

風の分布と動画を見ていくと、

下層のロケット雲はグングンと東へ流されています。

グラフが20kmまで西風なので、一致します。

 

ちょっと飛ばして、画面の左上の雲の流れですが、

よーく見ると、やはり東に流されています。

 

この雲は、およそブースター切り離し前後の雲と考えられるので、

80km前後と考えられます。

 

グラフを見ると、40〜80kmに西風が卓越している様子が見られます。

 

続いて、西に流された雲ですが、

動画を見ると、下層の雲と先ほどの80kmの雲の間が少しずつ東へ流されているのが読み取れます。

つまり、グラフの20〜40kmくらいの雲であると考えられます。

 

したがって、東京で見られたのは、20kmまでと、70km前後の雲、

鹿児島などで見られた西側の雲は30km前後の雲と推測されます。

 

 

この辺りなんか、ちょうどグラフに一致する感じですね。

 

ひまわり8で見るロケットのような飛翔体(光明星4号)

  • 2016.02.07 Sunday
  • 09:56

9時半に光明星4号が飛んだらしいということで、
早速、ひまわり解析です。

写っているとすれば、おそらく9:32:30位でしょうか。
こんな感じ
ひまわり8 飛翔体

わかりにくいので拡大

ひまわり8 飛翔体

おお、煙のようなものが写っている???
(先行して上げた画像のマーカーが間違えていたので修正(※))

前回のF29でも同じですが、地球は丸いので、
静止衛星からの写真で上に上がるロケット雲は
画像では射点よりも上方向に写ります。
その点見落としていました。

前後を追加してアニメにしてみました。
マーカーがちょっと邪魔だったか・・・

ひまわり8 飛翔体
 

H-IIAロケット〜打ち上げ延期率と晴天率更新

  • 2014.02.01 Saturday
  • 00:29

長らく放置していました、延期率と晴天率を更新しました。

今回は新たに曜日別の延期率や晴天率というものを出してみました。

木曜日に設定された打ち上げはAもBもすべて延期となっているという面白い傾向が見られました。
木曜日には魔物が住んでいるのでしょうか???

天気は週の前半が良く、週末は曇りの打ち上げが多い傾向です。
週末で晴れを期待するなら金曜日という感じでしょうか。


来週にもH-IIBを含めた率を掲載予定です。
Bも含めてみました。

ということで、詳しい解説は下記をご覧ください。

H-IIAロケット〜打ち上げの延期率を計算してみる
H-IIAロケット〜月別の晴天率を出してみる


その他の関連投稿
種子島(上中)の晴天率を計算してみる

H-IIロケット打ち上げ 妄想プラン〜その1 準備編
H-IIロケット打ち上げ 妄想プラン〜その2 スケジュール編
H-IIロケット打ち上げ〜妄想プラン〜その3 旅費編

H-IIA/Bロケット打ち上げ リアルプラン〜H-IIA F21編
H-IIA/Bロケット打ち上げ 妄想プラン〜H-IIA F22編
H-IIBロケット打ち上げ妄想旅行〜再び


種子島へ行こう 飛行機編
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種子島(上中)の晴天率を計算してみる〜H-IIA/Bロケット打ち上げ

  • 2012.06.17 Sunday
  • 00:58

ロケット打ち上げ当日の晴天率などを計算して投稿しているが、
4,6,7,10月などまだあがったことのない月や、
あがっている月でも、1週ずれただけでも結構天気に左右されることもあるので、

打ち上げしたときだけを集計したとしても、あまり参考にできるとはいえない。
(打ち上げ回数も少ないですし)


ということで、今回は過去の天気データを元に、
晴天率がどのくらいなのか?について分析してみることにした。


■データ
元にしたデータは、気象庁で手に入る種子島上中地点の日ごとの雨量データ、日照データ
また、比較としてYahoo!天気の過去の天気(種子島・屋久島)も利用した。

データの期間は2005年1月〜2011年12月までの7年間を利用した。

■集計方法
集計方法は、

1日の積算雨量が12mm以上→雨
それ以外(12mm未満)で旬()ごとの平均日照時間を上回れば→晴
下回れば→曇

とした。

ここでは、月の1日〜10日を上旬、11日〜20日を中旬、21日〜末日を下旬とした
 平均は7年分の各旬毎の平均値で、
 たとえば、ある旬の平均日照時間が5時間であるならば、
 その旬内のある日の日照が6時間なら晴、4時間なら曇、という感じで分類する


Yahoo!の天気(15時時点の天気らしい)は晴、曇、雨しかないので、
晴→1、曇→2、雨→3と翻訳して、旬ごとの平均天気を算出した。

アメダスデータも上の分類をした結果を同じように天気翻訳して計算した。



集計方法として疑問点、たとえば、日照時間は1日のおよそ半分ですし、
夜中だけ降りまくって、日中だけ晴れ、もしくはその逆なんてこともあるでしょうが、
ほとんどが日中の打ち上げですし、その辺は深く突っ込まないように



で、その集計した結果が次のグラフとなる。

種子島 ロケット 晴天率


ややこしいグラフだが、折れ線グラフは上ほど晴れ、下ほど雨となる。
棒グラフはそれぞれの天気の割合である。

上の適当な手法で計算すると、やはりYahoo!が雨、アメダスが晴と判定されることもあるが、
折れ線グラフの推移を見ると同じような変動をしているので(やや高めの値ではあるが)、
だいたい実測とあっているようである。


ということで、データはほとんど問題なさそうということで、どんどん話を進めていく。


さて、グラフを見ると、
梅雨時期の6月、特に中旬あたりが一番雨が多く悪い傾向である。
1,2,12月も晴れよりも曇りが独占している傾向である。

逆に7〜8月は比較的晴れやすいと読み取れる。
3月頃も比較的よさそうな傾向である。

9月中旬と10月上旬にちょっと雨が多いと出ているのは、台風シーズンだからであろう、


実際の打ち上げに照らしてみると
、なんとなく当たっているような・・・


ところで、先日のF21は5月の中旬だったので、
もし延期したら、雨シーズンへまっしぐらだったので、ぎりぎりセーフの打ち上げだったことになる。

次回の7月21日は7月下旬なので、比較的晴れると予想されるので、期待していいかもしれない。
万が一曇っても文句言わないでね



※集計方法によって左右されるので、あくまで参考値ということで



参考データ
H-IIAロケット〜打ち上げの延期率を計算してみる
H-IIAロケット〜月別の晴天率を出してみる


H-IIAロケット〜打ち上げ延期率と晴天率更新

  • 2012.06.02 Saturday
  • 00:06

F21号機があがったので、
延期率と晴天率を更新しました(下記リンク)。

今回は延期0でしたので、ちょっぴり延期率(76%)が下がりました。

昔は機材トラブルが多かったですが、ここ最近の延期理由は天候不良くらいなので、
条件さえ整えば予定通り打ち上げられることが要因と考えられます。

今後もある程度までは下がり続けると思われます。


また、晴天での打ち上げでしたので、晴天率(52%)も上がりました。
これはかなり運次第と言うところなので、どっちに触れるかは当日までわからないところでしょう。
傾向としては、夏の方が晴れる率が高いように感じますが・・・。


詳しい解説は下記をご覧ください。

H-IIAロケット〜打ち上げの延期率を計算してみる
H-IIAロケット〜月別の晴天率を出してみる


H-IIAロケット〜月別の晴天率を出してみる

  • 2011.12.12 Monday
  • 23:52

2014/01/31 更新

随分前に延期率というものを集計してみましたが、
今回は次に気になる晴天率について計算してみました。

集計方法は延期率と同様に、

打ち上げの全部が見られた → 晴れ
天気が良くても、雨の日でも、一部しか(分離まで)見られなかった → 曇り

としています。
号機毎の天気は延期率で表形式にしているので、そちらを合わせてご覧下さい

さて、F22号機現在の晴天率は、
晴れ50%、曇り50%となっています。


月別の打ち上げ当日の晴天率を集計してみました。
 
Aのみ
ロケット 延期率
A+B
ロケット 延期率


縦が回数、横が月になります。

積み上げグラフなので、=その月に打ち上がった回数 になります。

2月と9月の打ち上げがそれぞれ5回と多いですが、
2月は曇り4回、9月は晴れ4回と全く逆の晴天率になっています。


全体的に見ると、8,9月が晴れて、1,2月が曇りの傾向が強いようなので、
もし行くとするなら9月頃の打ち上げを狙って行くといいような気がします。


天気の傾向から推測すると、

夏場は太平洋高気圧の勢力が強いと、移動性の低気圧もよけてくれるので、
だいたい晴れ間が除きますが、一方冬場は大陸からの雲がよく入るため、
夏良く、冬悪いといった傾向が見られるのだろうと考えられます。

とくに1〜3月は一番冬型が強まる時期なので、悪天になる率が高いのでは?と推測されます。
その中でも12月は逆に晴天が多く見られるのは、ちょうど季節の入れ替え時期で安定するから(?)だと考えられます。


さて、延期率と同様に曜日別天気も出してみました。
週の前半に設定された場合は晴天率が高く、週末の打ち上げはほとんど曇りの天候での打ち上げとなっているようです。
週末はいつも天気が悪いとか言う法則でしょうか?

もし週の後半に設定された場合は、狙い目は金曜設定でしょうか。
 
Aのみ
ロケット 晴天率 曜日
A+B
ロケット 晴天率 曜日

それと、定時と延期した場合の晴天率を比較してみました。
グラフ中の数字は打ち上げ回数です。
 
Aのみ
ロケット 晴天率 延期
A+B
ロケット 晴天率 延期

Aの場合は定刻より延期した場合が曇る率が高く、
AB合わせると定刻に上がっても、延期してもだいたい5分5分といった感じでしょうか。
私の経験では延期した方が天候が良くなることがありましたが、統計を取ってみるとそうではなさそうです。


こういった傾向もふまえて予定を立てるのもいいかもしれません・・・が、
あくまで統計なので、曇ったりしたら責任取れませんので悪しからず。

この記事は最新に修正されることがあります。


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