Windows7(クライアント) から windows 2008 R2 serverの NTPサーバ(タイムサーバ)を取得(同期)してみる
- 2010.11.05 Friday
- 22:20
前の記事はNTPサーバの構築方法でしたが、
今回はクライアント側です。
とりあえず、日付と時刻の設定にあるインターネット時刻を合わせればそれでおしまい。
なんですが、ここで問題が。
この部分で設定すると、取得がおよそ1週間に1回くらいになってしまうのです。
※レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥services¥W32Time¥TimeProviders¥NtpClient
のSpecialPollIntervalがその設定のようだ。
オレ様は1ミリ秒でもずれると生きていけないっ!っていう人には向いていないかも
そこで、前回に引き続きGUIで設定してみます。
設定の前に一番下の補足も読んでおいてください。
前回同様にw32tmコマンドになれている方はそちらをお薦めします。
■クライアント側のNTP取得を好きな取得間隔に変更してみる
1.ローカルグループポリシーエディター(出し方は前の記事を読んでね)の
WindowsタイムサービスのタイムプロバイダーからWindowsNTPクライアントを構築するをダブルクリックする。
2.NTPクライアントの構成を有効にして
オプションの項目を設定してOK。
(適用して次の設定でもOK)
例:
●NtpServer : ntpserver,0x9 とか 192.168.0.1,0x9 でNTPサーバを指定
ちなみに、0x9は 0x1と0x8の組み合わせということで、
0x1はSpecialInterval 0x8はClient モードでの NTP 要求 ということらしい。
(Windows タイム サービスの構成設定の中程より)
もし、複数のタイムサーバを閲覧する場合は、
ntpserver1,0x9 ntpserver2,0x9
といった感じで、半角スペースを空けることで複数の設定ができます。
ただし、先頭に書いたサーバが断続的に断線している場合、
2時間くらい待たないともう一方のサーバに接続されない感じです。
もしかすると、ここでは取り上げていない設定を変更すればもっと早く解決できると思います。
●種類:NTP 初期ではNT5DSになっているけれど、NTPの方がよいみたい。
(ドメインとか設定していない場合)
●SpecialPollInterval : ここが取得間隔 秒で設定 1時間間隔なら3600秒
他の項目は、そのままでも良さそう。
3.続いてNTPクライアントを有効にしてあげる。
4.NTPクライアントを有効にするの有効を選択してOK
5.Windows Time サービスを再起動してあげる。
(サービスの設定についての補足事項は前回記事参照)
たぶん、取得間隔が設定にしたがって変更されていると思う。
下は5分(300秒)間隔にした例
補足
上記設定を行う前に、日付と時刻の設定のインターネット時刻設定を無効(チェックを外す)にしておいてください。
基本的に上の手順で設定していけば、インターネット時刻設定の有無効に関係なく設定されるようですが、
上の設定後、インターネット設定を開いて、うっかりOKボタンを押すと
インターネット時刻設定が優先的になってしまうことがある感じです。
(閲覧だけ(キャンセル)なら大丈夫っぽい)
とりあえず、ここで上げている設定方法を使うと、インターネット時刻設定は絶対にいじってはダメ(できれば閲覧も)になってしまいますので、ご注意ください。
補足の補足
チェックを外してくださいと書きましたが、
チェックを外してしまうと、同期したかどうかが確認できなくなる。
これでは困る、同期しているかどうかどうしても確認したいという場合は、
その場合は、チェックを付けてタイムサーバを設定し(OKを押し)た後、
念のためWindows Timeサービスを再起動すると
とりあえず、グループポリシーを優先的に動作してくれるようです。
まぁ、基本的にグループポリシーが優先されるはずなので、無効にされることはないと思いますが、
もし、いじってしまった場合は、念のためサービス再起動を心がけた方が良いようです。
なお、今すぐ更新などのボタンは設定後は押さないようにしましょう。
追記
設定がうまくいっていない様子ならば、システムログから同期が正しく行われているか確認してみると良い。
こちらのページが参考になるかと思う
NTP時刻同期サービスのトラブルシューティング
追記110311
追記110407
追記110503
今回はクライアント側です。
とりあえず、日付と時刻の設定にあるインターネット時刻を合わせればそれでおしまい。
なんですが、ここで問題が。
この部分で設定すると、取得がおよそ1週間に1回くらいになってしまうのです。
※レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥services¥W32Time¥TimeProviders¥NtpClient
のSpecialPollIntervalがその設定のようだ。
オレ様は1ミリ秒でもずれると生きていけないっ!っていう人には向いていないかも
そこで、前回に引き続きGUIで設定してみます。
設定の前に一番下の補足も読んでおいてください。
前回同様にw32tmコマンドになれている方はそちらをお薦めします。
■クライアント側のNTP取得を好きな取得間隔に変更してみる
1.ローカルグループポリシーエディター(出し方は前の記事を読んでね)の
WindowsタイムサービスのタイムプロバイダーからWindowsNTPクライアントを構築するをダブルクリックする。
2.NTPクライアントの構成を有効にして
オプションの項目を設定してOK。
(適用して次の設定でもOK)
例:
●NtpServer : ntpserver,0x9 とか 192.168.0.1,0x9 でNTPサーバを指定
ちなみに、0x9は 0x1と0x8の組み合わせということで、
0x1はSpecialInterval 0x8はClient モードでの NTP 要求 ということらしい。
(Windows タイム サービスの構成設定の中程より)
もし、複数のタイムサーバを閲覧する場合は、
ntpserver1,0x9 ntpserver2,0x9
といった感じで、半角スペースを空けることで複数の設定ができます。
ただし、先頭に書いたサーバが断続的に断線している場合、
2時間くらい待たないともう一方のサーバに接続されない感じです。
もしかすると、ここでは取り上げていない設定を変更すればもっと早く解決できると思います。
●種類:NTP 初期ではNT5DSになっているけれど、NTPの方がよいみたい。
(ドメインとか設定していない場合)
●SpecialPollInterval : ここが取得間隔 秒で設定 1時間間隔なら3600秒
他の項目は、そのままでも良さそう。
3.続いてNTPクライアントを有効にしてあげる。
4.NTPクライアントを有効にするの有効を選択してOK
5.Windows Time サービスを再起動してあげる。
(サービスの設定についての補足事項は前回記事参照)
たぶん、取得間隔が設定にしたがって変更されていると思う。
下は5分(300秒)間隔にした例
補足
上記設定を行う前に、日付と時刻の設定のインターネット時刻設定を無効(チェックを外す)にしておいてください。
基本的に上の手順で設定していけば、インターネット時刻設定の有無効に関係なく設定されるようですが、
上の設定後、インターネット設定を開いて、うっかりOKボタンを押すと
インターネット時刻設定が優先的になってしまうことがある感じです。
(閲覧だけ(キャンセル)なら大丈夫っぽい)
とりあえず、ここで上げている設定方法を使うと、インターネット時刻設定は絶対にいじってはダメ(できれば閲覧も)になってしまいますので、ご注意ください。
補足の補足
チェックを外してくださいと書きましたが、
チェックを外してしまうと、同期したかどうかが確認できなくなる。
これでは困る、同期しているかどうかどうしても確認したいという場合は、
その場合は、チェックを付けてタイムサーバを設定し(OKを押し)た後、
念のためWindows Timeサービスを再起動すると
とりあえず、グループポリシーを優先的に動作してくれるようです。
まぁ、基本的にグループポリシーが優先されるはずなので、無効にされることはないと思いますが、
もし、いじってしまった場合は、念のためサービス再起動を心がけた方が良いようです。
なお、今すぐ更新などのボタンは設定後は押さないようにしましょう。
追記
設定がうまくいっていない様子ならば、システムログから同期が正しく行われているか確認してみると良い。
こちらのページが参考になるかと思う
NTP時刻同期サービスのトラブルシューティング
追記110311
追記110407
追記110503