気象データを解く〜データを開く 第4節を読む

  • 2012.07.11 Wednesday
  • 12:57

 
気象データを解析しようと思うが、
どこから入手すればいいのか、どうやって解析すればいいのかについて覚え書き

できるだけ多くの気象に興味のある人(特にこれから研究しようとしている学生さん)に、
気象の知識だけでなく、コンピュータで気象解析ができるようになってくれればと思っています。


時間が空きましたが、その間に第4節へ進んでいる方もいるかもしれません。

この第4節ですが、ドキュメントをザックリ読むとrepeatedと書かれています(4〜7節)。
繰り返すというのはどういうことでしょうか・・・。
ちょっと分からないので、その箇所は無視して、読んでいくことにする(実際には第7節で分かる)。


さて、いつも通り、5オクテット目までは節の長さと節の番号、
ここでは、22=34オクテットあるようです。

GRIBを開く


続きを読む >>



関連投稿
気象データを解く〜データを入手する
気象データを解く〜データを開く、前に用語とか整理
気象データを解く〜データを開く まずは基本的な第0節から
気象データを解く〜データを開く 第1節を読む
気象データを解く〜データを開く 第3節を読む
気象データを解く〜データを開く 第5節を読む
気象データを解く〜データを開く 第7節を読む
気象データを解く〜データを開く 続くデータを見ていく
気象データを解く〜データを開く surfファイルを読む
気象データを解く〜データをパソコンで解析する その1
気象データを解く〜データをパソコンで解析する その2
気象データを解く〜データをパソコンで解析する その3
 

 


6〜7オクテット目は0です。
ノート1を読んでもよく分からないので、無視です。

8〜9オクテット目のテンプレートはテーブル4.0を見ろと言うことで、

0は Analysis or forecast at a horizontal level or in a horizontal layer at a point in time と書かれている。
こ れは、Tempreate 4.0 analysis or forecast at a horizontal level or in a horizontal layer at a point in timeを使って10オクテット目以降を解読しろということになる。

では、以降はテンプレート4.0を見ていくことにする。

10オクテット目は3で、テーブル4.1よりパラメータカテゴリはMass(質量)だそうです。

11オクテット目は5で、テーブル4.2よりパラメータ番号はGeopotential height(高度)だそうです。

よく分かりませんが、なんとなく、配信データを見る限り高度データのそれかもしれない。
分からないときはどんどん飛ばします。


12オクテット目は1で、テーブル4.3からInitialization(初期値)だそうです。

13オクテット目と14オクテット目はよく分からないので飛ばす。

15〜16オクテット目(00 00)と17オクテット目(32(50))は締め切り時間と書かれていて、
0時50分となる。

18オクテット目は1で、テーブル4.4より1 Hour(時間)である。

19〜22は予報時間で、18オクテット目より
00 00 00 00 = 0 時間 となる。

23オクテット目は64(100)で、テーブル4.5から
100 Isobaric surface Unit:Pa

ということで、固定面の種類は気圧面と考えられる。

24オクテット目はスケール因子としか書かれておらず、値は82(130)であるが、
よく分からないので飛ばす。

25〜28オクテット目は尺度付きの値ということで、00 00 03 E8(1000)である。
これもよく分からないので、飛ばす。

29以降はFFなので、データは入っていない。


ここまでが第4節でした。


っと、23〜28オクテットをちゃんと解読していないので、話を戻す。

まず、数字だけ並べると、

23オクテットは 100 で種類は等気圧面(単位Pa)
24オクテットは 130 は何かのスケールを表す単位
25〜28オクテットは 1000 で等圧面の尺度付きの値

である。これはある等圧面を表していることになるが、

まず、単純に考えて、1000Paとしてみるが、10hPaという面はあり得ないと思う。
配信データを見ても、気圧面は1000hPa〜100hPaが入っているようなので、
やはり、10hPaという数値ではないであろう。

おそらく、1000という値なので、1000hPaか100hPaのどちらかを示しているに違いない。

そこで、24オクテット目がスケールということで何かヒントになるかもしれないが、
130という数値から100hPaや1000hPaを計算することはたぶんできなさそうである。

仕様書にも良さそうな解読方法が見つからないし、残念ながらここで解読は手詰まりである


っと、あきらめる前に、もう一度考えてみよう。
例えば、1000hPa = 100000Pa 100hPa = 10000Paである。

尺度付きというと、物理でよくあるのは、
1000 x 102hPa とか 100 x 102hPa などで表現したりする。
これも何かのヒントになるかもしれない。


ではもう一度24オクテット目を見よう。しかも、10進ではなく、2進で

82 は2進で 1000 0010 である。

コンピュータをよく知っている人ならこうすると!!!っとなるかもしれない。

そう、これは130ではなく、-2である。

コンピュータを知らない人には???かもしれないので、説明すると、

2進では符号(+−)をそのままでは表現することができない。
つまり、正の数しか表現できない。

そこで、先頭ビットを符号ビットとして扱う(正は0、負は1)ことで、それを表現する。

すると、上の1000 0010は -2 ということになる。

-2と分かった上で尺度付きと言うことは、

25〜28は 100000Pa * 10-2 = 1000hPa面

を示していることになる。

本当にこれであっているのかはよく分からないが(ドキュメントに書いてあるようでしたら、どなたか教えてください)、
今はたぶんこうだと解釈しておくことにする。
※他の面が出てきたら検算してみることにする。


ということで、ここまでが第4節でした。



関連投稿
気象データを解く〜データを入手する
気象データを解く〜データを開く、前に用語とか整理
気象データを解く〜データを開く まずは基本的な第0節から
気象データを解く〜データを開く 第1節を読む
気象データを解く〜データを開く 第3節を読む
気象データを解く〜データを開く 第5節を読む
気象データを解く〜データを開く 第7節を読む
気象データを解く〜データを開く 続くデータを見ていく
気象データを解く〜データを開く surfファイルを読む
気象データを解く〜データをパソコンで解析する その1
気象データを解く〜データをパソコンで解析する その2
気象データを解く〜データをパソコンで解析する その3
 

 

コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>

search this site.

よく使う、検索される投稿

categories

アマゾン

楽天

selected entries

archives

recent comment

  • SharePointの容量がパンパン!?〜OneNoteの容量確認と履歴の完全削除
    rockecco (06/12)
  • SharePointの容量がパンパン!?〜OneNoteの容量確認と履歴の完全削除
    haru (05/24)
  • Thumbs.dbでフォルダが削除、名前の変更ができない件
    rockecco (05/18)
  • Thumbs.dbでフォルダが削除、名前の変更ができない件
    rockecco (05/18)
  • Thumbs.dbでフォルダが削除、名前の変更ができない件
    BWM (05/16)
  • Thumbs.dbでフォルダが削除、名前の変更ができない件
    通りすがり (05/09)
  • Windows Updateのサービスが起動していない
    rockecco (04/25)
  • Windows Updateのサービスが起動していない
    hiro (04/21)
  • Windows10 1607 のタスクスケジューラの挙動がおかしい?
    rockecco (03/27)
  • Windows10 1607 のタスクスケジューラの挙動がおかしい?
    Hiro (03/27)

recent trackback

profile


※当ブログはリンクフリーですが、 取材や雑誌等で掲載される場合は、事前にお知らせください

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM