気象衛星ひまわり8号、配信開始

  • 2015.07.07 Tuesday
  • 20:53

昨年打ち上げられた、あのひまわりがいよいよ配信となりました。

↓あのひまわり(想像図)
ひまわり8 切替


どこでも取り上げている内容なので、まぁどんだけ良くなったとかいう話はいつもの他力ちゃんですが、

ちょっとだけ見て見ると、左がこれまでのひまわり7号(10:30の画像)
右が切り替わったひまわり8号(11:00の画像)になりますが、
 
ひまわり8 切替 ひまわり8 切替
※画像は気象庁より引用

いままでかすんでいた様な画像が、クッキリハッキリと鮮明になりました。
テレビで言うならFullHDから4Kに変わったくらいきれいになりました。


ザックリこんなところで、どこがどんな風にすごくなったのかは他力ちゃんで、
いつもの視点を変えて見て見よう、ということで、続いて全球画像を見てみます。
 
ひまわり8 切替 ひまわり8 切替
 ※画像は気象庁より引用
 
先ほどと同じように、左が7号(10時)、右が8号(11時)
この画像をよーくみると、ちょっとした違いがあるのに気づきます。

時間が違うというのはなしで、画像全体的な違いです。


答えは、

衛星位置が変わったので、西側の一部が表示されるようになった

です。

右は、左が7号、右が8号の西側の画像を拡大してみたものですが、

7号の60度より西が黒いのに対して、8号はうっすらと描画されています。

これは、7号が145度に衛星があるのに対し、8号が140.7度とおよそ5度西の位置で観測を行っているためです。
5度分西にズレたので、60度より西が見えるようになったというわけです。

画像がきれいになったほかに、こんなところを画像から読み取ってみるのも面白いです。

どれだけ実際に撮影した位置が違うのか、ちょっとシミュレーションをしてみると、
だいたいこんな感じ(下)に撮影している場所が違います。

これを見ても分かるとおり、ひまわり8号の方がインドがより写っています。
そのため、右のように写らなかった部分が描画できるようになったわけです。

※補足
気象庁や民間気象会社で閲覧できる画像は、
あらかじめ東経140度が中心になるように補正(加工)をしています。
そのため、下のようなズレを気にせずに連続的に見ることができる訳です。

この補正の際に、どうしても145度で撮影していたMTSATは5度分西側が削られてしまうため、これまで西側ギリギリを描くことができなかったことになります。
ひまわり8 切替

ひまわり8 切替


おまけ
ひまわり8号が撮影した月の出

ひまわり8 切替

一見すると上弦っぽくみえるが、赤外は明るい(暖かい)ところが黒く、暗い(冷たい)ところが白く写るので、
黒い方が光の当たっている方、つまり下弦の月が写っている。
今日は月齢20なのでそれに一致している。

それと、スキャンしている間に地球(衛星)も動いているので、
スキャンの区切れで月がさらに昇っている。


追記150708
どうやら5時〜7時で配信が止まってしまったようだ・・・。
なので、気象会社各社のページが5時台で止まったまま・・・
(気象庁は更新されているようなので、そこから先への配信っぽい)


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